捨てるという事 |
2020.02.20 |
自分の家を長持ちさせるには、家を整頓する。意外にこういった家に直接関係がないような居住者の習慣によって、家の寿命が短くなったり、長くなったりします。 そんなに関係ないでしょう。と思われるかもしれませんが、管理物件が多くある弊社の経験から言えば、まさに整理整頓や日々の掃除が建物の寿命に影響してくるのです。 というのは、掃除をする習慣によって、建物を日々確認する事になります。整頓する事によって、掃除ができる範囲が広がる。そしてより広い範囲を点検できる。 例えば、建物に苔が生えてきた。それに対して気になるので、自分でブラシや薬剤で取り除いた。壁のクロスが子供のいたずらで剥がされてしまった。自分で部分的に壁クロスを貼る。 ドアに穴が空いてしまったので、自分で似た色でダイノックシートを貼り、目立たなくする。 など業者さんに頼まず、自分で簡単に修理する事は多くあります。またお父さんがするにせよ、お母さんがするにせよ、お子さんがいる場合、是非、お子さんにその作業を見せてあげてください。 邪魔されるという場合、せめて障子の張替だけでも、一緒に作業しましょう。 親が作業するところや一緒に作業をして、お子さんの家に対する見方が少し変わるはずです。そして自分も家に対して大切にしようとする気持ちもより湧いてくるはずです。 そういった積み重ねが家の寿命を伸ばすのです。これは人間も一緒ですね。 |