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 セルロースファイバー

  セルロースファイバーとは?
 セルロースファイバー断熱材は、新聞紙やダンボール、木材などの原料のいずれかを主として造られる木質系断熱材です。原料が木質繊維であるため、人や環境にやさしい自然素材のエコな断熱材です。
  セルロースファイバーの性能
・断熱性能
 セルロースファイバーは、壁の中に隙間なく吹き込んで施工を行うため、高い密度で充填されます。
 そのため、配管などの障害物で発生しやすい断熱欠損(断熱材の施工密度が低くなる部分)がほとんどないため、高い断熱性能を発揮します。
 いくら断熱性能が高い断熱材を使用しても、断熱欠損が多くなってしまう断熱材では、性能値をうまく発揮することはできません。高い密度でしっかりとした断熱性能値を発揮できるのがセルロースファイバーなのです。
・防火性能
 添付されているホウ素系薬剤の効果により、万一火災にあったとしても延焼を防ぎ、また有毒ガスの発生もありません。
・結露防止・調湿性能
 木質繊維のセルロースファイバーは、周囲の状態に応じて水分を吸ったり吐いたりしています。この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防ぎます。それによって、大切な建物の寿命を延ばすことにもつながります。
・防音性能
 セルロースファイバーは、壁の中に隙間なく吹き込む施工を行うため、高い密度で断熱材が充填されます。そのため、家は密封されたような状態になるため、高い防音性能を発揮することが出来ます。
・撥水性能
 断熱材にとって大敵の水分を弾く撥水処理がされていますので、わずかな雨漏りにも大丈夫です。
・防虫・防カビ
 セルロースファイバーはホウ素系薬剤が添付されているため、防虫性能があります。ホウ素系薬剤は人体には悪影響のないものですので、安心して使用することが出来ます。

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